自己愛がモロに出ると鼻持ちならない存在となって、社会的に受け入れられなくなるので、自己愛は基本的に抑制されています。
つまり自己愛は心の奥底では強烈なものだが、本人も含めて表面で意識できないような仕組みになっています。
しかし特に何か失敗した時や、人から受け入れてもらえない時などに現実の厳しさと深層の自己愛がぶつかる形となり、「こんなはずじゃないが??"私はこんなにダメなわけない」という気持ちが出てきます。
これはかなり個人にとってつらいことであり、ここで何らかの対処をせねばとても耐えられません。
その対処法がその人の個性というものであって、精神分析でいう防衛機制(無意識に自我が傷つくのを守る心理学的なメカニズム)にもかかわってきます。
これまで述べた帰属理論の八種類の帰属パターンも自己愛を守る一種の防波堤と言えないこともない。